『エギナの聖ネクタリオス‐20世紀の世界的聖人』
20世紀を代表する正教の世界的聖人であるエギナの聖ネクタリオスの幼少期から聖人列聖までの全生涯を聖人の聖性を証する出来事ともにたどる伝記です。日本語版の出版を企画された韓国正教会のアンブロシオス府主教様はエギナのご出身で、幼少の頃から聖ネクタリオスが残したさまざまな遺産と奇蹟と共に育ちました。翻訳者のキム・スンドク(金順徳)さんは戦前日本の聖ニコライから叙聖されたアレクシイ・キム神父のご息女で、その後の歴史的な紆余曲折の中でも正教の信仰を貫きました。晩年に至り、自分の人生への痛悔をこめてこの本を日本語に翻訳しました。キムさんはご自身の作品が出版されたのを大変喜び、2015年5月に永眠されました。神への情熱とキリストの愛を証する完全なる自己否定、謙遜と忍耐に生きたエギナの聖ネクタリオスを日本の皆さんにもっと知っていただきたいという思いで、先日韓国正教会のアンブロシオス府主教様から60冊贈呈されました。ご希望の方は教会までご連絡ください。1冊1000円で頒布致します。